毎月発行される『きたく子ども劇場』の機関紙≪輪≫から、抜粋して載せていきます。


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事務局日記
機関紙《輪》11月号より

ハート総会が終わりました。
 「子ども劇場に入ったきっかけと、どうして続けているのか教えて下さい。」というテーマで参加者から発言していただきました。42名もの方たちの声をお聞きすることができました。
 「誘ってもらった」のが入会のきっかけという方が多かったです。気にはなっていたが入会を決めるまでに時間がかかったという方も複数いらっしゃいました。知っている人が入っているのが分かって安心して入ったという声もありました。
 そして続けている理由は、「異年齢のつながりがあるのが素敵だと思った」「サークルの皆とのつながりが素敵でやめずにいる」「率直に意見が言える場がここちいい」「一緒に育ててもらっていると感じてる」「子どもが難しい時期でも並んで劇をみると、感想を言い合えることができて良かった」「子どもキャンプにいくようになって例会に行くのも楽しくなった」「子どもは子どもキャンプにはまり、自分は親子キャンプにはまって続けている」「社会的な子育ての場だと感じている」等々素敵な話がたくさんありました。
 41年度の課題の一つは『800人突破!!!』です。まだ子ども劇場を知らない周りの人に、あなたが『これだ』と思う「子ども劇場」を自分の言葉で紹介してください。
 「自信をもって声をかけましょうよ」と思った素敵な時間でした。新たなスタートを切るのにとても元気をいただいた総会でした。
 今年度も知恵を出し合いながら楽しい1年にしていきましょう
ビックリマークにっこり
-- 事務局日記 - 09:58 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》10月号より

スペード今年も「北とぴあ演劇祭」が始まりました。私が関わる公演は、マイストーリー2014「トラップリンス」、中高生劇団 13K「班長会議」。新しい講座の「大衆演劇ワークショップ」も担当しています。
 マイストーリーは例年トリの公演でしたが今年は一番初め、残念ながら終わってしまいました。脚本講座の受講生が王子のフィールドワークからネタを拾って王子・飛鳥山の物語を書き、これをオムニバスで舞台化。例年より1か月短い準備の中、なんとか公演までこぎつけました。
 中高生劇団も毎年公募で実施している企画。ここ3年ぐらい経験を積み重ねてきた高校生から、「今年は極力大人の力を借りず、中高生の力でやらせてくれ!」という提案があり、これに同調したメンバーたちと「大人の支配と戦う高校生」の芝居をオリジナルでやることになりました。その戦いっぷりを是非観にきてほしいと思います。

 演劇の準備をしながら実感していることは、「LINE」をはじめとする通信技術によってむしろ人間関係づくりが混乱しがちだということです。これは大人も中高生も同じなのです。ますます多忙になり、顔を合わせることが難しくなっているために、「会わなくても意見交換ができるツール」にたより、むしろ疑心暗鬼が生まれて関係がこじれるのです。
 「今度会った時に言おう」と胸にしまって熟成している間に「本当に言いたかったこと」に気が付いたり、相手の気持ちに気が付いたり。そういった「自分の中に抱える思い」がなくなって、排泄物の様に吐き出す言葉、言葉、言葉。会っている時に言えなかったことは、「言えない」ことにも意味があると思うのです。
 「人間のコミュニケーションの8割は言葉以外の方法で成り立っている」という事実をあらためて確認したい。だから「生の舞台」なのだと思うのです。
   ・・・「本当に大切なことは、顔を見て言おう!」
-- 事務局日記 - 10:51 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》9月号より

ハート今年も無事に子どもキャンプに行ってきました。帰ってきて何よりほっとするのはやはり全員元気に戻ってきたということです。
 今年は実行委員会・三役会に高校生が多くにぎやかに楽しく会が進んでいきました。会が若返った感じです。何年か周期にそんな時がめぐってくるようです。
 意見を出す子が多くて面白い会議でした。だんだん意見のやり取りが上手くなりました。自分が意見を言うのも大事だけれど、人の話を聞くということも大事ということを感じあえる会議だったと思います。そうなるには時間がかかります。さっさと多数決で決めた方が良いと思う人もいると思います。でも、メンバーの誰もが納得しながら積み上げていくからこそ一緒につくっているという実感がもてるし、やって良かったと思えるのだと思います。意見をだすってなかなか勇気のいることです。自分の意見が受け入れられなかったら、なんだか自分が否定されたと感じる場合もあるかもしれません。丁寧に話し合う事で、それぞれがどんなことを普段感じているのか、どうしてそう思うのかも分かってきて、お互いの理解が深まります。話し合う事が楽しくなってきます。
 楽しい遊びもできました。一人の高校生の発案を実行委員会で練り上げました。キャンプでとても好評でした。
 皆忙しくてなかなか時間の調整が難しかったですが、なんとかやりくりして集まっていました。
 キャンプ当日は二日目朝から雨で、予定していた遊びが一部できませんでしたが、まったりと良い時間をすごせました。午後雨があがっての自由時間、それぞれがやりたいことをしていた時間も貴重な時間でした。
 今回のキャンプで改めて思ったのは“子どもは柔軟で人の見かたが素直”だということです。
 “ぶつかり合いながら受け入れていく”ということを実感できる場でした。それは、今回だけを見てのことではありません。何年かかかって変わっていくものがあります。“去年こうだったからきっと今年もこうだ”ではなく今年のあり様を感じて反応しているのがとても素敵でした。そんな場に居合わせることができて自分はなんて幸せだろうと思います。
 今年は高校生青年の参加が多く落ち着いた空間だったように思います。初参加の高校生や久しぶりに参加の青年もいました。ずっと参加し続けている青年、実行委員会で一緒につくり上げている青年もいます。そういうことの全てが嬉しいキャンプでした。

 新しい年度に向けて色々考える時期になりました。意見を出し合って豊かな41年度を迎えたいですね音符
-- 事務局日記 - 09:55 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》7月号より

スペード「きたく子ども劇場」という名称について考えてみます・・・
 なぜ「きたく」か・・・「荒川区」は行政区を意味し、「荒川」はそのあたりを意味する。「北区」は行政区を意味するが「北」では方角になってしまう。「きたく」とひらがなで書くことで、「北区のあたり」という地域を表現しています。
 「子ども」とは・・・「子ども」には2つの意味があります。1つは「大人」に対する「子ども」。もう一つは「親」に対する「子ども」です。きたく子ども劇場の「子ども」は後者、人はすべて誰かの子ども、「すべての人間」のことを指していると思います。そしてこれからの子ども達、=「人類の未来」のことだと思うのです。
 劇場がないのに「劇場」とはこれいかに・・・日本では劇場というと「ホール」(器)ととらえがちですが、ヨーロッパでは「劇場」とは建物のことを指すのと同時に、そこに働く人のこと(カンパニー)のことも指します。「パリオペラ座」と言えば建物のことも指しますが、そこで作品を作っている一座のことでもあるのです。つまり、子ども劇場のいう「劇場」は、建物のことではなく、作品を成立させる(創造する)人の集まりのことなのです。「きたく子ども劇場」とは、「文化を消費する受身の観客組織」ではなく、「文化を創造する積極的な観客の組織」なのです。
 「子ども劇場」というと劇団と間違われることがありますが、ある意味間違ってないと思うのです。常に新しい表現を受け止める、最も柔軟でフレキシブルな、常に新しい創造集団。役者やスタッフがいない劇団(創造集団)と言えると思うのです。
-- 事務局日記 - 10:55 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》6月号より

ハート野外でのいろいろな活動が始まりました。外で遊ぶには気持ちのいい季節ですね。
 6月にはまつりがあります。今、実行委員会でどんな風にするか、話し合っています。色々な意見がでて今年も元気に実行委員会が進んでいます。
 まつりもキャンプもそうですが、「何を大事にしてやるか」ということを確認してから始めるのが本当に必要だなといつも思います。色々な考え方があるわけで、どの意見が正しいとか、間違っているとかはないので、その年大事にしようと話し合った事に沿って決めていくのが一番いいなと感じています。
 会として何を大事にしているか、そのことも忘れないようにしないといけないなとも思います。だからといっていつも同じでなければいけないと思っている訳ではありません。その年によって、状況も変わるので、「その年一番大事にしたいこと」を皆で話し合うところから始めたいと思っています。
 とても時間がかかることですが、参加者が納得して決めていくということの積み重ねがいい場をつくっていくことになるんだと思います。で切ればこれからでも、ぜひサークルから一人でも実行委員会に参加してくれたらうれしいです。
 意見を出し合って楽しい「ものすごくまつり」を作っていきましょう!!!

 親子キャンプも始まります。全体会や実行委員会や班会でたくさんおしゃべりしながら、今年も楽しいキャンプになるといいなと思います。
 GWキャンプの後に下見もしてきました。とても気持ちのいい場所です。夏もとても楽しみですキラキラ

 「活動が多くて疲れる」と思う人もいるかもしれません。参加するしないはどうぞ自分で判断して決めてください。参加しないことを決めるのも大事なことだと思います
ウィンク
-- 事務局日記 - 09:44 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記

機関紙《輪》5月号より

スペードおばけリンゴ?1月例会「おばけリンゴ」の時に買った「おばけリンゴの種」が芽を出しました。しかも5つ、なかなかの発芽率です。おおきく育って、大きなリンゴの実がなりますよ〜に!
 今、事務所には「トランスパレント」や「カラフルランタン」・・・5月「レッドくん」の取り組み。「カラフルBOX」・・・7月「泣かないで」の取り組み。あと「しおっす」などなど、作り物がいっぱい!
 「しおっす!」ある人が言いました。「子ども劇場の人って「安く」楽しむのがお上手ね。」確かに「お金をかけないであそ
ぶ」ことに関して、きたく子ども劇場は「モノスゴイ」ものがありますね。でも「あそぶ」ことって本来「主体的に」「作る」ことで、お金をかけることとは、=買うことで、あそぶことが本質的になればなるほど「お金がかからない」ことになるのが当たり前なんだよな、と思うんです。材料を買ってくるより、工夫したり、作ったり、拾ってきたほうが「あそび」としては本質的、ってゆうより「楽しい」わけですよ。
 というわけで、「子どもまつり」や「親子キャンプ」「子どもキャンプ」の季節がやってきますが、受身の「消費者」にならずに、自主的な「創り手」になって楽しんで行こうじゃありませんか!

-- 事務局日記 - 09:51 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》4月号より

ハート今年の春は、いきなりやってきた様な感じです。家の椿も一斉に花開きました。
 春は別れの季節でもあり、出会いの季節でもありますね。子どもの頃この変化の激しさがあまり好きではありませんでした。人見知りが強かったので、せっかく馴染んだ環境が急激に変わると受け入れるのに時間がかかったんだと思います。命が満ち溢れている季節だというのに、ワクワクする気持ちより寂しさの方をより強く感じていました。“変化しないものはない”ということを、マイナスイメージとして感じている子どもだったようで、なおのこと“変化”をあまり好まなかったのかもしれません。
 そんな私はきっと弱く見えたのでしょう。“温室の花ではなく、野中の一本松になれ”と言葉を下さった先生がいらっしゃいます。小5の3学期の通知表に書いてありました。
 その言葉を時々思い出していました。それを目指したのではありません。ただ、折々に思い出される言葉でした。“それは、どういうことなのか?”もちろん「もっとたくましくなりなさい!」という先生の激励の言葉ということは理解していました。ただ、私にとってそのことはどういう状態をいうのか?本当にそうじゃなきゃいけないのか?それとも否か?!とまあ、長く抱いてあたためた言葉ではありました。
 結局、“時に温室の花のように、時には野中の一本松のように”という事だったと思います。“いつもいつもたくましくはいられないし、かよわいままでもいない”ということです。良い言葉を頂いたと思っています。自分はなにものか?どうあったらいいのか?ということを考えるきっかけを頂いた言葉でした。
 春、舗装された道の隙間に生える小さな草々が可憐な花をつける季節。今は大好きです。
花
-- 事務局日記 - 13:52 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》3月号より

スペード「ひょ〜けん文化祭」が2/16、「40周年パーティー」が2/23、おまけに「歌子さんの音あそびワークショップ」が2/2と11。鬼のように忙しかったぁ〜・・・、けど面白かった〜!
 1月号に「想像力が萎縮している」という話を書きましたが、きたく子ども劇場の皆さんは「想像力が活性している」と感じました。パーティーのお店屋さんの多様なこと、ユニークなこと。ステージのまた多様なこと、個性的なこと。
 ココに来たらなにか変わったことをやってみたくなる・・・。別に、ヘンなヒトが集まってるんじゃないと思います。土壌がヒトを触発するんだと思います。これが「きたく子ども劇場」なんだなあ。そして40年の積み重ねなんだなあと思います。
 酒蔵の「こうじ」のように、何百年と育て続けたもの、壁や天井にも生き続けているように。きたく子ども劇場の「こうじ」は、人と人の間に育ち、集団が維持することで育まれ、生き続けていくのだと思う。バトンタッチしてヒトが変わっても続いていくもの、これこそが文化なのだ。
 あと、小中学生の元気な姿が見れたのがうれしかった。「低学年部」「高学年部」の会員が伸び悩んでいる状況で、「希望」を感じました。やっぱりもっともっと会員を増やしたい。小学生達の状況を考えるとなおさらです。
 きたく子ども劇場の過去最高会員数は、17年度2月の1778人です。ここが私の目標です。

 <きたく子ども劇場賞>も発表されました。この結果から見えてくるものもまた「多様」。みんな観ているところ、感じ方、いろいろなんですね。
 ぜひ、親子でサークルで、出来ればたくさんの人とあーだこーだと話し合ってみてください。そんな事の繰り返しが「頭を柔らかくして」「多様性を受け入れる寛容力をつけ」「想像力を育む」のだと思います。
-- 事務局日記 - 17:07 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》2月号より

ハートお正月があけてすぐに「もちつき」がありましたが、今年もたくさんの人たちの参加があり、おもちが足りなくなる程でした。「おもちを食べるよりあそびたい」子もいて思い思いに遊んでいるのが、とってもいいなあと思います。
 何年か前は、用意された遊びがないと「何をしたらいいのか分からない」という声が上がったりしていましたが、最近は好きに遊んでいる姿が多くなりましたよね。おまめちゃんから大人まで実にのびのびとしているように見受けられます。集団部が「もちつき」をするのは、そんな風に自由に遊べる場があったらいいなと思い、人が寄ってくるための手立てとしてやろうと考えたことでした。
 もちつきも楽しいですが、“自分がやりたいことを自分で決めてやる”のがやはり一番だと思います。自然に遊びが始まり広がっていくというのがいいですね。もちろんそれが、もちをつくことだったり、まるめることだったり、マシュマロを焼くことだったりもしますよね。自分がやりたいと思ってやることは、楽しくできるし、ちょっと思うようにいかなくても次を自分で考えられる事だなと思います。
 よく、「お手伝いをやったらいいのかどうか分からなくてできなかった」という声を聞きますが、どうぞ、やりたいと思うことがあったら遠慮なく“やりたい”と声を上げてください。お待ちしています。また、お手伝いをしなくても大丈夫です。誰かと存分におしゃべりを楽しんだり遊んだりして頂きたいと思います。そんな風に“楽しい”と思える場が増えていったら、嫌なことがあっても“まあ、いいか!”と思えるようになっていくかな。そしたらもっと日常が楽しくなっていくんじゃないでしょうか。
 私はお気楽にできているのか、“まあ、いいか!”で済ますことが結構多いです。物事、白か黒かで決まらないことが多いのでそう思えるのは楽ですね。“ちゃんと決めろ!”と頭のどこかでもう一人の自分が言っていたりする時もあるのですが・・・・・
 今年もたくさんあそびましょう!!40周年でもありますし。
ラッキー音符
-- 事務局日記 - 11:22 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
機関紙《輪》1月号より

スペード「想像力が萎縮している」・・・。面白い本を見つけた。まだ読み始めたばかりだけれど、面白すぎて紹介したくなりました。鷲田清一『〈想像〉のレッスン』。
 ここにあるものを手がかりにここにないものを想う、この想像するという行為は、「未来」や「希望」を拓き、「祈り」、「思い出」や「咎」あるいは「後悔」「思いやり」を生み出す。〈想像〉する力は人間にとって最も大切な力のちとつでしょう。
 「鉄道や自動車や飛行機が発明されて長距離移動が容易になったぶん、わたしたちの脚力が衰えたように、情報媒体がわたしたちの生活のあらゆる場面を被うようになって、わたしたちは自分で想像しなくてよくなった。」そんな今の世界の閉塞を打ち破るその手がかりになるものとして、アートがあるのかもしれない・・・、と氏は言う。

 遊園地とは、そこで行なわれることがあらかじめわかっている構造物である。これに対し、原っぱでは、そこで行なわれることが空間の中身を作る(青木淳)。そう考えると「劇場」は原っぱの中身を持つ遊園地なのかもしれない。

 きたく子ども劇場が大切にしてきたことは、結果よりも作る過程、うまくまとめることよりも「想像し」「考え」「創造する」こと、やってみること、そして何よりも「面白い」ということ。
 作家の町田康の言葉、「小説である以上は面白くなきゃいけない。面白さとは、現実とは違う遠くへ飛ぶための力。」

 広場であり続けること、アートを見つめること、面白いこと・・・。きたく子ども劇場は「現代に必要な場」をつくり続けたいと思います。「裂け目や断層や傷や孔のまわりで、ひとは夢みたり考えたりする」(ジュベール・ラスコー)。40年を超えて次へ。
-- 事務局日記 - 11:22 - comments(0) - trackbacks(0)

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