毎月発行される『きたく子ども劇場』の機関紙≪輪≫から、抜粋して載せていきます。


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首都圏ツアー「ねむるまち」報告!
子ども劇場★首都圏ツアー2012 報告
「ねむるまち」 劇団うりんこ

<子ども劇場★首都圏ツアー>とは・・・
・首都圏域の複数の劇場が共に取り組むことで、首都圏域以外の遠方の劇団の作品や、大型作品を取り組みやすくなり、ワークショップなどのアウトリーチも工夫できる。
・共に取り組むことで、子ども劇場同士の交流を深められる。
といったことを目的に、毎年、創造団体と子ども劇場の担当者で実行委員会を重ねて作り上げています。

オープニングパーティー今回の「ねむるまち」は、名古屋に拠点を置く「劇団うりんこ」さんが、スウェーデンの演出家バーント・フーグルントさんを招いて、ワークショップを重ねて作り上げた作品。
スウェーデンは、子どもたちにお芝居を見せることは法律で決められていて、その年齢にあった作品を、ごく少人数で観る環境が整えられている国です。
ということでアウトリーチでは、
バーント・フーグルントさん講演会(参加劇場合同)
 スウェーデンの児童演劇の環境や子どもにとっての芸術の必要性についてといったお話しを伺いました。
劇団うりんこ俳優によるワークショップ
 西尾栄儀さん、下出祐子さんの指導で、ゲームのような楽しいワークショップでした。
スウェーデン大使館訪問
 スウェーデンという国についていろいろ教えていただき、絵本やおもちゃをお借りしてきました。(例会当日、ロビーに展示)
首都圏ツアーの旗ツアー旗制作
 旗は、きたくの担当サークルのメンバーが作製し、首都圏ツアー参加劇場がそれぞれ作った小さな旗を周りに貼り付けて、各会場ロビーに飾ります。
オープニングパーティー
 ツアー初日の前日に、公演メンバー全員と、各地の主催者が集まって、スウェーデン風の立食パーティーを開きました。
 お料理は、会場近くの多摩子ども劇場の皆さんが用意してくださいました
他にも、劇場ごとにいろいろな取り組みをしていました。

ということでスタートした首都圏ツアー、ちょっと不思議でステキな舞台でした
-- 例会情報 - 13:15 - comments(0) - trackbacks(0)
つげくわえさん座談会報告!
 「かばのティリーネック」プレイベント
 つげくわえさん 座談会報告

つげくわえ 京都在住のつげくわえさん、東京方面にお仕事にいらしているところをお願いして、座談会を開きました。

 「自分のことが好きになれなくて、コンプレックスいっぱいだった」と語るつげさん。
 「ティリーネック」の絵本にであった時「自分と同じ!と思ったそうです。
 「そんな私と同じ思いの子ども達を応援したくて、この作品を作りました。」

親子で「楽しい時」を過ごしたあとは、子どもにやさしくなれる。そんな時の子どもは「愛されてる」と実感し、<自己肯定感>へとつながるのです。
 楽しむ力(観客力)も自己肯定感も、体験の積み重ねでゆっくりゆっくり身につくもの。そんな鑑賞と仲間との体験を大切にして下さいね。

 当日は、小さなお子さん連れのお母さんもたくさん参加してくれて、和室の会場は片側が臨時の託児室となり、賑やかな中での開催となりました。
 つげさんの失敗談を吹き飛ばすおおらかなやさしさに、作品への期待がおおいに高まり、いつまでも一緒にいたくなった座談会でした
-- その他 - 11:59 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
 機関紙《輪》5月号より

おめでとう!!・・・3月会員数が741人。ナント740人越えは5年ぶりの快挙です。
 そして、きたく子ども劇場が会員規模を<800人が生命線>と掲げたのが6年前。バブルな月を除けば、800人を下回ってから10年になろうとしています。
 今年の7月にはぜひとも800人を達成したいと本気で考えている私です。

 これを読んでいる時には「ねむるまち」を見終わっていることでしょう。
 いかがでしたか?不思議な作品でしょ。おそらくあまり好きではない人もいらっしゃるでしょう。
 演出のバーントさんの講演会の時、「怖がる子どもが心配ですが」という会場からの質問がありました。きたくでも「子どもが怖がりで・・・」という声をよく聞きます。
 バーントさんの答えはこれに対し「本当に怖かったのは子どもですか?お母さんじゃなかったの?」という問題定義をしました。
 2つ目に、何を見せたいかがまずある。そのために必要だからネガティブな表現もするのだということです。
 「ねむるまち」について言えば「夜の冷たい孤独が温かな連帯感の中に溶けて消えていく」という事でした。

 当日配られたパンフの中に<児童文化>と書かれた言葉があります。
 「穏やかで問題のない人生を送っている子どもはほとんどいない。したがって彼らのための文化も敢えて困難や苦痛に触れなければならない。大人の文化と同様に悲哀や離婚、失業、死、愛、エロティシズム、裏切、虐待などが全て取り上げられている。」とあります。
 「ねむるまち」はこれらもちろん全てが含まれているわけではないのですけれども、こういった土壌の基に作られているある種の暗さ、その年齢の子どもたちと向き合うのに必要な部分を含んでいます。

 きたく子ども劇場も「最高の舞台芸術を例会で実現する」と掲げており、大いに参考にしたい部分だと思っています。
-- 事務局日記 - 11:55 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
 機関紙《輪》4月号より

先日「ねむるまち」のワークショップに参加したら、一番初めに「自分を肯定的に紹介する」というのがあった。
 その場で急に自分のことを肯定的に紹介するというのはなかなか難しい。客観的立場に立ってするとやりやすいということで、「この人は〇〇(自分の名前)です。」と他己紹介風にやる自己紹介で、なかなか面白かった。
 それぞれのいつもとは違う面がみえたりした。
 一人の人を真ん中において、その人を皆で褒めるというのもあった。 
 その時具体的に何かをして、結果、褒められるという事ではなくて、日ごろの自分の人となりを褒めてもらうということは、かなり気恥ずかしい。ムズムズして居心地が悪い。
 “過大評価だよ〜”とか“そんなに良い人じゃないよ〜”とか頭の中で突っ込みを入れてしまう。
 お互いに上手くコミュニケーションを持つためのワークショップ。まずは自分を肯定的に受け止め、相手をも肯定的に受け止める。短所と思っていたことも見方を変えれば長所になる、等々。
 言葉では知っているつもりでも、やってみると自分の事はなかなか難しい。
 しかし、終了後、体が軽くなっていた。(実際やったのは楽しく遊びながら自分を見つめたり、他者を感じたりする事だった)
 やはり、褒められるということは、気持ちが良くなることなのだ。誰に褒められてもらえなくても、時々は自分で自分を褒めてあげよう、「よくやっているね、そのままでいいよ」って!!

 春が来ました。私の好きな昔話の1節に「どんだに、遅ぐても 春が こね なんて 年はねえんだ」というのがあります。この言葉は私にとって“希望”の言葉です。
 そう、いつまでも続くように思える冬、先が見えない状態でも、確実に春は来る。
 それを信じて今を生きる
-- 事務局日記 - 11:25 - comments(0) - trackbacks(0)
<きたく子ども劇場賞>発表!
 2011年<きたく子ども劇場賞>発表
 2011年1月〜2011年12月 きたく子ども劇場実施例会作品
 アンケート提出総数:281

「旅とあいつとお姫さま」【作品賞】
 『旅とあいつとお姫さま』座・高円寺
 2011年10月19、20日公演
   高・中高生部例会

【個人賞・ベスト出演者賞】「リスおとかめ吉」
 なかむらたかお 「リスおとかめ吉」
 2011年2月20日公演
   幼児部例会

【個人賞・ベストスタッフ賞】
 テレーサ・ルドヴィコ 「旅とあいつとお姫さま」脚本・演出

【特別賞】
 『赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス』演劇集団円
 2011年3月19日公演「赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス」
   幼児・低学年。高学年部例会
 大震災直後の混乱の中、実施か中止かの
  ギリギリの選択の上、劇団・子ども劇場・観客
  の努力で実現した例会。
  当日はあたたかい空気につつまれ、すぐに帰る
  のが惜しいほど「すばらしい劇場空間」を
  生み出した。

※1月現在の会員による人気投票です。
 あくまでも任意のアンケートによるものです。
 提出されたアンケートのうち、その作品を観た人数に対してベスト1に選んだ人数の割合で算出しています。

・今回も全ての作品に「ベスト1」投票者がいました。
 ・また、個人賞に上がる名前は本当に多く、多彩です。
 ・「なかむらたかお」さん、2度目の個人賞受賞
 ・併演作品「ピーターとおおかみ」が「ベスト1」との声も
  ありました

年齢別の集計なども入ったデータブックが事務所にあります。
  サークル会などで、いろいろ話し合ってみましょう
 
-- 例会情報 - 12:07 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
 機関紙《輪》3月号より

どうも最近愚痴っぽくていけない。・・・歳のせい?いやいや何かのせいにして終わらせてはいけない。
 こんな時はゆったりと「自分」というものを見つめなおすのがよろしい。

 最近はアスリートの活躍がテレビなどでもてはやされることが多い。
 彼らを見ていると元気が出るものね!・・・それは、何かにひたむきにうちこむ事が出来ているからだと思います。 
 さて、自分は???

 子ども劇場の事務局員になって27年目、ひょんなことから「例会担当」を続け300本を越える作品の現場をこなし、気がつけば舞台専門の「マネージャー」か「ディレクター」のような人になっていました。
 演劇祭も13年目、作ってきたアマチュア演劇も30は超えるなあ・・・。と、案外「ひたむき」に打ち込み続けているではないか。
 まあまあ幸せな自分を発見したら、あとはいのち続く限り求め続けることなのだと思う私です。

 北とぴあ演劇祭NEXT「わが星」の公演が近づいてきた。珍しく『自信がある』。是非多くの人に観てほしい。

◎「まずは自分を尊敬しよう。すると人間として軽蔑されるような行為をしなくなるものだ。」
 ステキな年寄りになるために成長し続けたい。
-- 事務局日記 - 11:06 - comments(0) - trackbacks(0)
事務局日記
 機関紙《輪》2月号より

今年のお正月は30年ぶりに新潟の実家で迎えました。
 父母もだんだん年を取ってきて、色々世話も必要になってきたのを、次姉にお願いしっぱなしなので、姉の慰労をかねての帰省でした。
 田舎のお正月はまだまだ色々な風習が残っていて、いつも簡単に済ましている私には!!でした。大晦日から始まってお正月三が日は、神様と仏様に朝晩お膳をお供えします。
 新潟は年越しの夜が盛大で、お正月よりご馳走を食べます。
 年始の挨拶に来てくださるお客様も多いので、お客様を迎えるためのご馳走を用意したり、掃除をしたり。無駄に広い田舎の家は掃除も大変。暢気に“旧友と会う”なんていう状態ではなく、家でバタバタしていました。
 でも、体は疲れましたが、なんだかゆったりと、豊かな気持ちになりました。“暮らしを全うしている!?”という感じです。人を迎える準備ってうきうきします。楽しみに待つ時間。
 東京にいると余裕がなく、いつも追われているような毎日を過ごしている私には久しぶりに感覚でした。
 こちらに戻る日の午前中には雪も降り、雪の好きな私には嬉しかったですが、住人にとっては迷惑な雪です。なんと、私がこちらに戻ってきて一週間後に次姉が雪道で滑って転んで左腕を骨折してしまいました。
 ですが、塞翁が丙午。近頃は何をするのも面倒くさがって、何もしたがらなくなった母が動き出しました。皆のために料理をしているそうです。もともと料理をするのが好きな人なので、これをキッカケに活動的だった母に少しでももどると嬉しいのですが・・・
 面倒くさいと言って動こうとしない母を見ていて、かなりの面倒くさがりやの私は、私の行く道か!?と、内心、ひやりとしております・・・・・

 久しぶりに田舎でお正月を迎えて、石垣りんさんの「太陽のほとり」という詩を思い出しました。
-- 事務局日記 - 11:43 - comments(0) - trackbacks(0)
「オペラシアター・こんにゃく座」稽古場見学報告
 『オペラ・ピノッキオ』プレイベント
「オペラシアター・こんにゃく座」稽古場見学報告!

神奈川県川崎市にある「こんにゃく座」の稽古場見学に行ってきました
住宅街に突然現れた大きな建物。
広い倉庫には、区切られたスペースに作品ごとの大道具、小道具が収められていたり、いろいろな衣装がたくさん並べてありました。
昨年観た『ネズミの涙』の衣装や小道具もありましたが、残念ながら『ピノッキオ』の小道具は、すべて麻袋の中・・・。舞台では、麻袋の中からいろんなものが登場するようです

見せていただいた稽古は、2月10日〜12日公演の作品『金色夜叉』
役者さんの人数も多く、舞台上にいるかのような目の前での稽古は迫力満点
役者さん同士で話し合いながら作品を作り上げていく様子を見たり、配役のない役者さんは衣装やメイク、着付けなどを担当するというお話を伺ったりして、劇団の皆さんのチームワークの良さを実感しました。
オペラというと敷居が高そうですが、日本語のために作られた曲で歌声も美しくてテンポよく、セリフを聞いてるかのように耳に入ってきて、お芝居の続きが気になりながら帰ってきました
-- その他 - 11:10 - comments(0) - trackbacks(0)
≪おもちつき≫報告!
遅くなりましたが、 ≪おもちつき≫の報告です!

ぺったん!ぺったん!1月8日(日) 赤羽根自然観察公演で、毎年恒例のおもちつきが行なわれました。

今年も、会員外のお友達もたくさん来てくれて、300名ほどの参加がありました。
毎年のことながら、公園の近くの会員さんたちが手分けしてもち米を水につけて持ってきてくれてたり、集団部のメンバーが朝早くから火をおこして準備をし並んでね♪てくれていたりと、11時の開始の時にはすっかりおもちも食べ始められる状態になっていました
寒い日が続いていましたが、この日は日差しもぽかぽか
まず腹ごしらえをしたら、おもちをついたり木登りしたり、広〜い公園を走り回ったり・・・
一生懸命おもちをついたり、おもちを配るお手伝いをしたりと、海苔もち、どうぞ小さい子たちも大活躍
空いてるかまどで火をおこして、マシュマロやソーセージを焼いている子や、簡易テーブルを持ってきて、のんびりとおしゃべりをしているお母さんたちなどなど、それぞれ思い思いにたっぷり楽しんだ一日でした。
お父さんや青年たちも、年々つき方が上手になっていて、今年のおもちはみんな、とってもなめらかでおいしかったです

集団部の皆さんはじめ、お手伝いしてくださったみなさん、お疲れ様でした〜
-- あそびの広場 - 12:32 - comments(0) - trackbacks(0)
機関紙《輪》1月号より
 新しい年が始まる。大震災と原発事故、2011年を振り返った時、あまりにも大きな1年だ。
 今にして思うと阪神淡路もチェルノブイリもどこか<傍観者>だった自分に気付く。ああ、なんて醜いことか。
 そして9ヶ月が経ってみると、もうあの時の感覚が薄らいでいることに気づく。人間とはなんて忘れっぽいご都合主義の生き物だろう。我ながらイヤになる。
 野田総理の「終息宣言」は、今も消えぬ痛みを抱えた人たちのためのものではなく、身勝手な<傍観者>のためのものだなあと思う。
 醜い<傍観者>にならないために人間は<成長>し続けなければならない、死ぬまで。そしてそれこそが生きること、人間であることの喜び、「人間の尊厳」。

 舞台芸術は、今生きている人々が「今」「ここで」「あなたと私の間に生まれる」もの。「現実を持ち寄り、現実に持ち帰る」ことが出来る芸術だ。
 1年間の出来事を思い返しながら「今年見た舞台」を振り返る作業はなかなか楽しいものだ。
 きたく子ども劇場の例会は、今年1年間で13作品。みなさんの心に価値ある何かを残すことは出来たであろうか・・・。精神の糧として栄養になったのだろうか・・・。
 「きたく子ども劇場賞」投票が始まる。どの作品が賞に輝くのかワクワクする。

 よいお年を
-- 事務局日記 - 10:57 - comments(0) - trackbacks(0)

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